梅雨時から夏にかけて、10cm前後の豆アジが大量に釣れます。大体はから揚げや南蛮漬けになるのですが、そればかりでは飽きてしまいますし、大量に釣れる豆アジ君達を処理できません。そこで、煮干しを作ってみました。本当は焼き干しの方がうまそうでいいのですが、大量の魚を焼くのは大変なので、処理効率の観点から煮干しとします。
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下処理後(クリックで拡大) |
- まず、下処理(手で頭と内臓をとる)し、軽く水で洗います。あまり洗い過ぎないように、まわりについた血やごみをさっと流す感じで十分です。
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茹で上がり後(クリックで拡大) |
- 鍋にお湯を沸かし、塩を適量入れます。大体、海水ぐらいの塩辛さとしましたが、この辺は適当です。できるだけ大きな鍋の方がやりやすいです。
沸騰したら下処理したお魚を入れさっと茹でます。このときもあまり茹ですぎないように大体30秒から1分ぐらいで十分だと思います。煮干しはダシをとるためのものですから、茹ですぎてそれ自体がだしガラになってはもとも子もありません。
茹で上げたら、ざるで水を切ります。
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干しているところ(クリックで拡大) |
- 適当に冷めたら、干します。からからになるまで干します。徹底的に干します。
天候にもよりますが、2〜3日ぐらいでからからになります。
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出来上がり(クリックで拡大) |
- 完全に乾いてからからになったら出来上がりです。
後は普通にダシをとるだけですが、そのまま食べてもおいしいです。正に天然100%、カルシウム満点です。
実際にダシをとってみました。実にいいダシがとれました。イワシの煮干しともメバルの焼干しとも微妙に味が違うのが判ります。メバルの焼干しはそんなに量産できませんが、これは量産可能です。これから豆アジを釣るのが忙しくなりそうです。