前回からさほど時間も経っていないのですが、前回と同じNBS漁港に行ってきました。今日は珍しく子供同伴です。
いつもの様に漁港内側南側から見て行きますが、子供が一緒だと、とにかく何かお魚を掬わないとうるさいので、まず、簡単に掬えるカワハギ君を救います。自分ひとりで行くと決して掬わないお魚さんですが、小さいカワハギ君は動きも独特で、なかなかかわいらしいです。子供の特性として、とにかくなんでもいっぱい欲しがるので、カワハギ君も4匹引きも5匹も掬わされました。(でも、こうやって生簀の中のお魚さんを覗いたり、触ったりしている姿を見るのは何かいいもんですね。)
そうこうするうちにチョウハン君とアケボノ君が同じところで戯れているのを発見しました。子供に教えてあげ、上から見せてあげると、当然のように両方掬えと言われます。なかなか一度に2匹を掬うのは難しいので、アケボノ君はこの先いくらでも発見できるだろうと思われるので、チョウハン君に専念します。慎重に網を近づけ、一気に被せると、何とか網の中に入ったようです。しかし、本当の勝負はここからで、網の奥に入ってくれないとなかなかうまく引き上げることができません。ここであせって引き上げようとして逃したことは何度もあります。今回はまあ、うまく行きました。ということでチョウハン君ゲットです。
餌付けケースの中のチョウハン君とフウライ君 (クリックで拡大) |
次に西側の岸壁を見ていくと、ちょうどいいサイズのフウライ君がいます。これも慎重にトライして、見事ゲットです。なお、その際に多数のメバル君やハオコゼ君も網の中に入ってきます。ハオコゼ君は毒があるということで即放流しますが、メバル君は逃がしてはだめという子供の指令が下ります。まあ、帰るときに放流すればいいかということでとりあえず生簀に入れておきます。
その後はトゲちゃんが何匹かいるくらいで、(それほど真剣にやった訳ではないのですが、)何度か掬おうと試みましたが、掬えませんでした。他にめぼしいお魚は発見できませんでした。
結局、これで帰ることになる訳ですが、大量のメバル君、カワハギ君達を放流するのに一苦労でした。とにかく子供は採ったものすべてを持って帰りたがります。しかし、こんなに大量のメバル君やカワハギ君を持ち帰る訳にはいきません。子供は1匹でもいいからメバル君も持って帰ってくれと粘っていましたが、過去にそれに屈して持ち帰ったメバル君を1年飼育したこともあり、今回は勘弁してくれということで、何とか子供を説得しました。結局、チョウハン君、フウライ君の他は小さいカワハギ君2匹だけ持って帰ることにしました。
カワハギ君 (クリックで拡大) 結構かわいいですね |
ちなみに下は前回と今回ゲットしたトゲちゃん、フウライ君たちですが、2011年10月5日現在、既にフウライ君達と小さいトゲちゃんは餌付けがうまくいかず逝ってしまいました。もうちょっと気を配った方がよさそうです。何とかチョウハン君はうまく餌付けたいものです。(チョウハン君は今まで何度も採集しておきながら、まともに餌付けできたことがない。)
トゲちゃんとフウライ君達 (クリックで拡大) |