アケボノ漁港でチョウハン君−2008年11月02日

   2008年の採集シーズンもあとわずかとなりました。今年は芝刈り作業(ゴルフとも言う)が忙しく、なかなか思うように出漁できていません。この日は何とか出漁したかったのですが、お子様の面倒を見なければならないこともあり、躊躇していたのですが、だめもとで、お子様連れで出漁しました。先月堤防で釣りをしたときは思った以上に言うことを聞いていましたので、何とかなるかもしれないと思ったからです。、

   さすがに、お子様をほったらかして潜る訳にはいきませんから、今回は岸壁採集のみです。それでもちょっと目を放した隙にドボンなんてことがないように、まず釣具屋さんで子供用のライフベストを購入します。これで準備は万全です。さてどうなることやら。

   という訳で今回は、近場のNBS漁港です。ここはやたらとアケボノ君が多い漁港です。(詳しくは「2007年10月12日 釣り?採集?潮干狩り?−アケボノ漁港発見」参照。)お子様に注意しつつも覗いていくと、いました、いました。やはりアケボノ君です。後はトゲ君、ツノダシ君ぐらいです。しかし、圧倒的にアケボノ君が多いです。やはりここはアケボノ君が集う場所のようです。

   かごぐくたの家には現在アケボノ君が2匹いらっしゃいますので、あまり欲しくはないのですが、直径80cmの網を持っておっさんがうろうろしていると必ず、「何掬いよるんえ?」という質問が来ますので、その時に「こんなん採っとるんよ。」と言って見せられるように、とりあえず掬っておきます。

   さて、こうやって何匹目かのアケボノ君を掬っているときに、一瞬チョウハン君らしき影が目に入りました。チョウハン君は比較的ポピュラーなお魚さんのはずですが、かごぐくたはなぜか数回しか採ったことがなく、しかも長期飼育できていないというお魚さんです。千載一遇のチャンスとばかりに掬うと、見事ゲット。今日はこれだけできた甲斐がありました。その他は、ツノダシ君に何回かトライしましたが、網を入れるとすぐに姿を消すのですぐにあきらめます。結局、アケボノ君数匹とチョウハン君の水揚げでした。アケボノ君は一番小さいのだけを持って帰ることにしました。

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チョウハン君とアケボノ君

   途中、漁師のおっちゃんが「青いしましまの魚はいらんのんえ?」(「青いしましまの魚はいらないの?」の阿波弁。)と聞いてきました。タコの網に入ってくるんだそうで、欲しければあげるよとのことです。青いしましまの魚?ひょっとしてサザナミ君かと思いましたが、見るとハタタテ君でした。どこがどう青いのかよく解りませんが、ハタタテ君は2匹もいるので、もう要りません。丁重にお断りしました。タコなら欲しかったんですが・・・。

   これは番外編ですが、漁港岸壁にホラ貝君がひっついていましたので、食用に持って帰りました。当日に食する予定がなかったので、生け簀代わりに水槽に入れておいたのですが、なぜか、今日(2008年11月19日)現在、まだ水槽内を縦横無尽に動き回っています。早くしないと情が移って食せなくなってしまいます。

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水槽でたたずむホラ貝君−早く食さねば!(クリックで拡大)

   そういえば、心配したお子様はなかなかよい子で、釣りをしていたじーさんばーさんの横にいたり、着いてきたりと、総じてよい子でした。ただし、2時間が限界ですね。よい子だったので、帰りにミカン狩りに連れて行きました。ミカン狩り園で「うんち」と言われたときはさすがにあせりましたが、何とかうまくさせることもでき、無事帰宅することができました。めでたし、めでたし。



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