クレジットカード詐欺−対岸の火事と思っていませんか−2007年7月6日

   2007年7月7日、カード会社から職場に電話がかかってきました。かごぐくたは借金が嫌いなので、カードローンは利用しません。ですから、なんだろう、ひょっとして誰かが自分の名前で金でも借りた取立てかなとか思いましたが、違いました。しかし、当たらずとはいえ遠からずで、実際はかごぐくたのカードが不正使用されたということでした。くわばら、くわばら。

   何でも昨日(7月5日)の午後1時ごろ、高松のケーズデンキ(家電量販店)で、162,000円の買い物が2回あったそうです。真昼間にこのような買い物は不自然だということで、カード会社のセキュリティーシステムに引っかかり、この買い物に覚えがあるかという確認でした。この2件の買い物はカード決済されてしまったらしいですが、夕方にさらに10,000円の買い物が別の店であったらしく、これは昼間の2件の取引の結果、あやしということで、承認がブロックされたらしいです。カード会社のシステムもなかなかやるもんですね。

   この手の事件がしょっちゅうあるのか、今回のカード会社(三菱UFJニコス)の対応は見事でした。不審な取引を抽出し、事後の取引をブッロク、本人に確認、カード番号を変更した新しいカードの発行といった具合です。もちろん162,000円x2の不正使用分はカード会社の負担です。(もっともこれが自己負担になるようでは怖くてカードなど使えませんが。)話はまったく違いますが、社会保険庁も見習って欲しいものです。

   このようなクレジットカード詐欺(不正使用)があるのは当然知っていましたが、どこか対岸の火事のような感じで、まさか自分が被害に遭うとは思ってもいませんでした。実際に遭ってみると、怖いですし、気持ち悪いですし、カードを使うことそのものが怖くなります。というのも、財布を落としたとかいうはっきりした心当たりがあれば解るんですが、今回はまったくいつどうやってカード情報を入手したのかがまったくわからないからです。

   カード会社の話では、ゴルフ場の貴重品入れから財布を取り出し、現金等他のものには一切手をつけず、カード情報だけを読み取って元に戻しておくような事例があるそうです。私の場合もそれならば納得がいきますが、そうなるとゴルフ場が特定できてしまいます。実際にそうだったのかどうかは別にしても、今後ゴルフ場で貴重品を預けるのは止めようと思います。

   さて、他のカードは大丈夫だったのでしょうか。幸い、クレジットカードはこれ一枚で、後は銀行のキャッシュカードでした。キャッシュカードには暗証番号情報は入っておらず、誕生日等の判りやすい番号でなければ問題ないようです。実際に大丈夫でした。唯一気になるのが、外国の銀行のキャッシュカードで、これについているクレジットカード機能ですが、これは日本でほとんど見ないものなので、問題はないでしょう。

   便利な反面、怖い世の中になったもんだと痛感しました。頭では解っていても、実際に体験するとその怖さが実体験として身体で理解できます。世の中に起こっているいろいろなことが、対岸の火事ではないということを再認識することができました。いい経験になりました。皆様もお気をつけください。


button-home1.gif(2167 byte) button-back1.gif(2150 byte) button-top1.gif(1848 byte)
inserted by FC2 system