挨拶しろ!−馬鹿親、お前もじゃ!−2007年10月24日

   かごぐくたは普通のマンションに住んでいます。特段セレブな訳でもなく、特段貧しい訳でもないいわゆる普通のマンションです。従って、ここには極普通の日本の平均的な人々が住んでいると言えます。

   よくある朝の光景。(実際には夕方でも昼でも同じなのですが、朝によく遭遇します。)エレベーターにて。かごぐくたが先に乗っており、途中の階から親子(便宜上、非常識親子とします。)が乗ってきます。

かごぐくた:「おはようございます。」
非常識親:「・・・・・。」
非常識子:「・・・・・。」

   またある時はこれとは別の中学生の兄弟にて。(便宜上、非常識兄弟とします。)

かごぐくた:「おはよう。」
非常識兄:「・・・・・。」
非常識弟:「・・・・・。」

   こういう会話?がかなりの頻度で繰り返されています。もっともかごぐくたの方も大きく元気な声で言っている訳ではなく、多少はっきりしない声で言っているかもしれませんが、向こうには確実に聞こえています。しかしほぼ無反応です。むしろ目をそらそうとさえします。最近ではこちらも慣れてきて、「どうせ何も言わないだろうな」と思っていますので、その通りになると、「やっぱりね」という感じで、予想通りの展開になったことに対し、ある種の悦びを感じるまでになりました。しかし、挨拶してるのに挨拶されないことに対する不快さは変わりません。一言言わせて頂ます。「挨拶しろ!」

   かごぐくたの感覚からすると、挨拶するよりも挨拶されたのにそれを無視することの方が度胸が要ります。そういう意味では彼ら/彼女らは度胸があるのかもしれません。しかし、そうではないでしょう。そんなところで度胸のあるところを見せても何の意味もありません。おそらく何かが欠けているんだと思います。聞いたことはありませんが、ペーパーテストで「人から挨拶されたらどうしますか?」という問いに関しては、「挨拶を返す。」というふうに正解すると思います。要するに、知識はあっても実践できていないんです。挨拶なんていうのは道徳以前の問題です。しかも本来は自分からすべきなのに、されても返さないなんていうのは問題外です。親の顔が見たいです。(って、親の顔も見てますが、当の親も挨拶しないのでどうしようもありません。)

   ボクシングの亀○親子じゃありませんが、親が悪いです。親がちゃんとしつけないから子は「そんなもんか」と思います。少なくとも小学校中学年以上になれば、ちゃんとしつければ解るはずです。私が親なら言って聞かなければ張り倒します。塾やら習い事をさせる前にもっと当たり前のことをしっかりと教えて欲しいもんです。こんなんでよくいじめられないなと思います。誉められたことじゃありませんが、かごぐくたなら一発でいじめてます。ひょっとしたら親子共々いじめられていてそういうふうになっているのかもしれないなとさえ思えます。

   これは未確認情報ですが、非常識親子の親の方(両親とも)はどうも学校の先生っぽいのです。その根拠は、出勤時の服装、出勤時間、夏休みの期間にはあまり出勤してない等々です。もしそうならば、日本は終わっています。挨拶されてそれを返すこともできずに、人と目を合わせずに、ただただ早くエレベーターの扉が開くのを待っている人間が人に何かを教えることはできません。(ただし、父親の方はまだ少しまともです。)学校の先生を馬鹿にするつもりはありませんし、こんな人ばかりでないのはよく解りますが、こういう人がいるのも事実です。最近、教員免許の更新とかいろいろ議論されていますが、教育実習後に自衛隊に1週間でも入れたらいいんじゃないでしょうかね。

   話が完全に横道にそれてしまいましたが、非常識親も先生と決まった訳ではありませんし、日本の教育を語るなどという大それたことを言っているのでもありません。言いたいのは最低でも人に挨拶されたら「挨拶しろ!」ってことです。難しいですかね?


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