2006年3月5日(日) 中潮 満潮22:22 晴れ(てたと思う) 晩飯前18:30〜20:00 ママワームシュリンプ オレンジ、赤
波、風の状況はメバル凪とまではいかないが、それなりに穏やか。夕まずめから堤防根元よりテクトロ。この日はこの日を境に春か?という感じで前日比+5度ぐらいの感じで暖かかったので、なんとなく釣れる予感。
しかし、大きな障害があった。この時期の徳島市周辺の沿岸部ではシラス(うなぎの稚魚)漁のボートがうじゃうじゃしていて、とても釣りにならないのだ。(おそらくこの日はシラス漁にとってもコンディションがよかったとみえて、ざっと数えただけでも湾内に12、13はいた。)何しろ、めちゃくちゃ明るい電灯2基で水中を照らしながら、そこかしこを行き来するのだ。当然その前後では魚も警戒しようというもの。しかし、相手はそれで生計を立てているであろう漁師さん、文句を言う訳にもいかず、何とか釣り可能な場所を求めて移動していくしかない。
ということで、コンディション的には釣れそうな予感はしてたけど、今日もだめそうだなモードに入りつつもテクトロでヘチづたいにゆっくりと沖の方に移動していく。するとアタリあり。メバリンゲット。もう一度アタリのあったところを攻めるとまたまたアタリあり。メバリンゲット。もう一度攻めると、またまたメバリンゲット。そんなこんなで8匹(だったかな?)ゲット。この日はすべてテクトロ。(しかし、ここのメバリンは本当に平均サイズが大きいね。平均で20cmは超えるな。しかし誰も釣っていないのはなぜだ?平均サイズがせいぜい12、3cmの他の場所では釣っている人も結構いるのに。)
当初はシラス漁の船が行き来した前後5分ぐらいは釣りにならんだろうなーと思っていたんだけど、意外にも船が近づいてきて、海面が明るくなり始めてからもヒットしたし、通り過ぎてまだ余韻が残っているうちにもヒットした。ということで、シラス漁の船は釣果にそんなに影響しないんだろうか。かくして謎は深まる。
そういえば、船だけじゃなくて、丘からバッテリーにつないだ電灯を海面に浮かべ、シラスを採っているおばちゃんがいた。面白そうだったから、そばで見てみた。なるほど、電灯で照らされた海面には無数の小魚が泳いでいる。その中にニョロニョロっとした感じで泳いでいるシラスがいる。これを棒の先に付けたザルで救うわけだ。結構捕れるけど、一体いくらぐらいになるんだろうか?聞くと1匹10円程度とのこと。意外に安い。一回につきどれぐらいとるか聞いてみると、4、5千円ぐらいにはなるそうだ。まあまあの小遣い稼ぎだな。しかし、あれだけ小魚がいるんだっらもっともっと釣れてもいい気がするんだけどね。やっぱり腕なんだろうね。
今回は何も写真がない。せっかくだからシラス漁の船でも撮っておくべきだった。まあまだこれからいつでも撮れるだろう。しかし、何にも写真がないのも寂しいので、胃袋に入る前のメバリン写真を入れておこう。
「いただきます。」
煮付けたメバリン(クリックで拡大) |
塩焼なメバリン(クリックで拡大) |
「ご馳走様でした。」
そろそろなんかメバリン料理考えないとね。