イザリン餌付けショー

我が家に来て早７ヶ月のイザリウオ。名前はイザリン。２００５年８月に会社の同僚と徳島県南部に行ったときにその同僚が捕獲したもの。

捕獲当時のイザリン（クリックで拡大）

捕獲当初のイザリン捕獲当初はこんなに真っ黒。 でも、今はねずみ色。

イザリンは泳ぎ下手。水槽の底を這うように歩く。ちなみに国語辞典によると、「いざ・る　ゐ― 【▼躄る/〈膝行〉る】(1)座ったまま移動する。足を立てず、膝(ひざ)をついて前へ進む。」とある。イザリウオとはよく言ったもんだ。

イザリンは肉食家。長いものがすき。キヌバリ、アゴハゼ、カエルウオ。みんなイザリンが食べました。平べったいのもok。トゲチョウヨウウオ、フウライチョウチョウウオ。いつの間にか消えていた。もちろんえびも大好き。透明なイソスジエビ。動きが遅くて向こうから寄ってくるから食べ放題。

そう言えば、比較的すばしっこいソラスズメも結構食ってたな。実はソラスズメを20匹ぐらい入れてた時があって、後にならず者化したやつらをイザリンが成敗してくれた。イザリンありがとう。

でも、みんながみんな食われるわけじゃないから、何か他に餌をあげないと流石のイザリンも死んでしまう。棒の先に餌をつけて目の前で揺らすと餌付けることができると何かで読んだので、針金の先に乾燥オキアミをつけて試してみた。見事成功！予想以上に簡単だった。この様子は結構面白いので、動画にとってみた。

イザリンのもう一つの特徴として、頭からルアーのようなものを出し、これを揺らして小魚をおびき寄せて食べるというのがある。これはぜひ映像に収めたいところだが、狭い水槽の中で、固定面子でいるとお互いにわかってくるから、如何にイザリンがルアーを揺らそうとも小魚は寄ってこないし、イザリンもあんまりルアーを出さなくなった。でも今でもたまに揺らしているから、その時は 何とか撮影したいもんだ。